 
            ジェラール・シュレール・エ・フィス|アルザスの常識を覆す自然派ワイン
ジェラール・シュレール・エ・フィス |アルザスの常識を覆す自然派ワイン
200年以上の歴史を持ち、フランス・アルザスで独自の哲学に基づいたワイン造りを続ける家族経営のワイナリー。ビオディナミを実践しながらも認証に縛られず、土地と向き合いながら“生きたワイン”を生み出す注目の造り手です。



醸造元名
Gérard Schueller et Fils(ジェラール・シュレール・エ・フィス)
コード
EF50
原産地呼称
- AOC Alsace(AOC アルザス)
- AOC Alsace Grand Cru(AOC アルザス・グラン・クリュ)
所有者
Bruno Schueller(ブルーノ・シュレール)
総畑面積
7.0ha
歴史
フランス革命の頃から200年以上続くワイン造り。1958年までは協同組合に販売していたが、ジェラール氏の代から自社醸造へ。1982年から息子のブルーノ氏が参画し、AOCにとらわれない独自のワイン造りを実践。
地理
アルザス地方南部、コルマール近郊のHusseren-les-Châteaux(ユスラン・レ・シャトー)村。日照条件に優れた東〜南東向き斜面に畑を所有。ヴォージュ山脈による雨除けで非常に乾燥した気候。
気候
フランスの中でも有数の乾燥地帯。年間降雨量は南仏ペルピニャンに次ぐ少なさで、ブドウ栽培に非常に適した環境。
土壌
主に石灰質土壌、一部に粘土石灰質土壌あり。
栽培
ビオディナミ農法を実践。ただし天候や病害対策のため認証は取得していない。煎じ薬やボルドー液、硫黄などを用いた伝統的な方法で栽培。6〜7年に一度の施肥、堆肥は牛糞由来の有機肥料を使用。
草を生やしブドウと競合させて樹勢調整を図るなど、生態系への配慮を大切にしている。収穫はすべて手摘み。
品種構成
- 赤(1ha): Pinot Noir(ピノ・ノワール)
- 白(6ha):
- Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール) 28.5%
- Pinot Blanc(ピノ・ブラン) 18.5%
- Riesling(リースリング) 23.5%
- Tokay Pinot Gris(トカイ・ピノ・グリ) 21.5%
- Sylvaner & Chasselas(シルヴァネール、シャスラ) 5%
- Muscat(ミュスカ) 3%
 
平均樹齢・密度
平均樹齢30年、植え付け密度5,000〜5,500本/ha
年間生産量
48,000本
剪定方法
ギュイヨ方式
評価・プレス
- 『Bettane&Desseauve 2002』で高評価(フィガロ紙が「ワインの聖書」と絶賛)
- パリの星付きレストラン「メゾン・クルティヌ」などで採用
- 大型専門店「ラ・ヴィーニャ」でも販売