ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール
ラ・フォル・ブランシュ
ラ・フォル・ブランシュ
受取状況を読み込めませんでした
テクニカル・ノート
原産地呼称:Vin de France(ヴァン・ド・フランス)
= Vin de Table(ヴァン・ド・ターブル)
コード:EF14-8
年間生産量:
色・タイプ:白・すっきり辛口
品種構成:La Folle Blanche(ラ・フォル・ブランシュ)(=Gros Plant グロ・プラン)100%
アルコール度数:11.3%
平均樹齢:90年
土壌:砂利や岩が多く、片板岩を含んだ土壌。
平均収穫量:35〜40hl/ha。もともとの品種はコニャックを造るブドウで多産性。厳しく剪定しなければ100hl/haも採れてしまう。これをペノ氏は非常に厳しく選定する。また、この品種は完熟しないと酸っぱいだけだが、皮が薄く病気になりやすいので他の人は皆早く収穫するが、ペノ氏はじっくりと待つ。通常アルコール度は、他では8%前後までしか上がらないのに対して、11%まで達する。ペノ氏はこの品種で補糖していない唯一のワイナリーと言える。現在、この品種はロワール地方全体で2,000haから600haに減少した。
剪定方法:ゴブレに近い。針金を使用しない。
収穫方法:100%手摘み。選果作業実施、運搬。
使用酵母種:土着の野生酵母
醗酵温度:20℃前後
醗酵・マセラシオン:亜硫酸無添加で20日間醗酵。アルコール醗酵がなんと60日間という長期間に及んだ年もあり、この時同時にマロラクティック醗酵も自然に行われた。ペノ氏が「マロ・アルコリック醗酵」と名付けた方法で、乳酸菌の力を借りずに減酸作用が行なわれて「グラ」と表現される粘性を備えたコクが生まれる。
プレス方法:空気圧を使うプヌマティック方式。2014年は、12時間かけてゆっくりプレスした。
ワインの特徴
ワインの名前は品種名。ラベルのイメージには、気分の高揚した(Folle)色の白い女性(Blanche)が、自分の体とは不釣り合いなほどの大きなボトルを持っている、というもの。デザインは、世界的に有名なベルギーの漫画「タンタンTINTIN」の作者によるもの。
テイスティング・コメント
香りはミネラル豊富で、カキような磯の香りが感じられる。グレープフルーツやレモンのようなシャープでキリッとした印象だが、旨味がたっぷり包まれているため、決して酸っぱくはない。非常に上品で繊細な味わい。
食事との相性
寿司、刺身などの和食、またカキとの相性は抜群。白身魚のソテー、レモンソース、牡蠣のホイル焼きなど。
Share
