ゲヴュルツトラミネール・キュヴェ・パルティキュリエール

テクニカル・ノート

原産地呼称：AOC Alsace（AOC アルザス）

コード：EF50-5

年間生産量：5,300本

色・タイプ：白・辛口コクあり

品種構成：Gewürztraminer（ゲヴュルツトラミネール）100%

アルコール度数：14〜14.5%

平均樹齢：35〜57年

畑の特徴・土壌：「ビルドシュトクレ」の区画と、「オライヌ」村の樹齢57年という古いゲヴュルツトラミネールをブレンド。

平均収穫量：45〜50hl/ha

植え付け密度：約5,000本/ha

剪定方法：ギュイヨ方式

収穫方法：手摘み

選別方法：収穫時に畑で選果

除梗率：房ごと圧搾

使用酵母種：野生酵母

醗酵槽：40年以上使っている木製の大樽

醗酵温度：カーヴ内の室温

醗酵・マセラシオン：細かい殻と一緒に醗酵。

プレス方法：水平式圧搾機

圧搾ワインの割合：100%

熟成方法：木製の大樽で約10ヶ月

澱引き回数：なし

清澄・ろ過：軽くろ過してビン詰め。

ワインの特徴

「ゲヴュルツトラミネール・ビルドシュトクレ」の醗酵槽を満たして残った果汁をベースにしつつ、その品質を落とさないように古木のゲヴュルツトラミネールを使った。「残り物」という印象を持つかもしれないが、価格が約半分と安いため、この品質ならコストパフォーマンスが際立つ。

テイスティング・コメント

2004年は熟しぶどうが取れたため、14.5%というとても高いアルコール分を持つ。「30年前のワインには、牡丹のように華やかで人をひきつける魅力があった。それが再現できて、とてもよいワインでいる」と、コメントにはちょっと変ですが、彼の率直な気持ちを打ち明けられました。

食事との相性

幅広い魚介類と共に。